2014年12月25日木曜日

金子も獲得失敗

阪神タイガースはオリックスからFA宣言していた金子千尋投手の獲得にも失敗。

手術した肘の調子を見ながら、とか、メジャー志望の強さが判明してから、とか、とても本気で欲しいという熱意が伝わったとは思えないのですが、まるで向こうにその気がなかったかのような、「雲を掴むような話」だったそうで、それなら獲得に乗り出したことが失敗だったようにも思えます。

今季のストーブリーグは見事に全敗。
ドラフトも1位を二度外すなど、ドラフト戦略のまずさも露呈。

何より悔しいのは日本ハムの宮西投手。
「大学四年の時、調子を落としてしまって、それでも関西の球団から指名されると思っていたら、指名されなくてその後に指名してくれた日本ハムに恩を感じている」
と。

関西の球団と、名指しはされていなかったが、あれは紛れもなく阪神タイガース。

前年に先輩の清水誉捕手を獲得し、道筋を引きながら、四年時の不調を理由に指名を回避した。

その時から宮西投手は活躍して阪神タイガースを見返してやろうと思った事でしょう。

ちなみにこの時に阪神タイガースが大社ドラフトで指名したのは白仁田、石川、黒田の3投手。

白仁田もトレードで去り、阪神には清水誉捕手(年俸800万円)がかろうじて残っているだけ。

1億8000万円の宮西投手と比べると20倍もの差がついてしまい、倍返しどころか20倍返しをくらわされた。

宮西投手からしたら痛快だったでしょう。

阪神もそこは男の意地で獲得を乗り出さないべきだったのかも。

そして、宮西投手を逃したのに、なぜ岡島投手は見送ったのか。
自由契約になっていて、お買い得だったのに。

阪神戦には投げたくないと言うほどの虎党なのに。
残念です。


2014年12月11日木曜日

鳥谷敬のFAについて。

鳥谷敬選手が海外FA権を行使し、メジャー球団と交渉しています。

僕にとって鳥谷は、ドラフトで煮え湯ばかり飲まされていた巨人を蹴って阪神を選んでくれた英雄で、ドラフト以来ずっと1番好きな選手です。

阪神が翌年から早稲田OBの岡田彰布監督になることが決まっていたことや、巨人が二岡がいるからと、鳥谷にはサードでオファーしていたことなど、いろいろ事情は複合していますが、そうして阪神を選び、阪神一筋で頑張ってきてくれた選手の挑戦は非常に頼もしく応援したい気持ちでいっぱいです。

喜怒哀楽がない、とか元気がないとか、試合前練習とか試合中のマウンドに集まってる時にロジンバックを藤本のスパイクに落としたりというイタズラとか、練習でも人一倍声を出している選手にどこ見て言うてんの?というような阪神ファンのバッシングにも耐えて頑張って来てくれたので、本当、夢を叶えて欲しいです。

土の甲子園でフルイニング出て年間のエラー5個とか、そんな選手、もう一生見られないでしょう。

それで3割打つのですから、凄い選手です。
生え抜きの左打者でラッキーゾーン撤去後20発を打ったのは鳥谷と桧山だけです。

あー、やっぱり残留してほしいです。
絶対残留!!

メジャーだめ!絶対!!

夢乗せて羽ばたかないで!!

残留が決まったら、ヒッティングマーチは来年から

夢乗せて羽ばたかないでー♩
鋭いスイング見せてくれ
さあ君がヒーローだー♩
とーりたっにたっかーしー

にしましょう。

神様仏様バース様、鳥谷選手が残留しますように。

2014年11月5日水曜日

新井貴浩自由契約。

今年で3年契約の切れる阪神タイガース新井貴浩内野手は、自ら出場機会を求めて自由契約を選んだとのこと。

広島が獲得に興味と書かれていましたが、なんせ出る時に広島ファンには広島に砂をかけて出たと感じられてる感じもあり、以前、マツダズームズームスタジアムの阪神広島戦で、新井には全然関係ないところで乱闘になったときにスタンドから
「新井が悪いよー」
と、野次られ、阪神ファンも広島ファンもほのぼのしたということもあったので、果たして広島ファンに受け入れられるのかが注目ですね。

阪神に来ての7年間は当時人気選手だった今岡とポジションがかぶるにも関わらず、それでもと右の大砲を獲得しましたが、一度も20発を超えることがなく、ゲッツー製造機と揶揄され、
「マートンが出て、平野が送り、鳥谷が歩き、新井がゲッツー」
という様式美を作り、私を含め、あまり阪神ファンの支持を集めることはありませんでしたが、フルスイングするパワーがあるのは間違いないところですので、ぜひ、新天地で活躍して頂きたいものですね。

阪神タイガースとしては、来季もゴメスに期待するところも大きく、右の代打としては関本や新井良太がいるので、右の代打ばかりいらないという事情もあったので、戦力外に近い形だったのかもしれませんが、元四番のFA砲を出すということになったからには来季は是が非でも優勝したいですね。

来季、広島の新井にバカスカ打たれて優勝逃してはシャレになりませんもんね。

2014年10月29日水曜日

日本シリーズ二連敗

阪神タイガースは日本シリーズ二連敗で1勝2敗となりました。
これは非常にまずい負け方です。

打ち合いとかで負けてるならまだしも、2戦目は武田翔太にケチョンケチョンに、3戦目は大隣にほぼ完璧に抑えられました。

この二人、また6戦目7戦目に出てきますからね。
非常にマズイ。

3戦目は、藤浪がストレートのコントロールに苦労しながら、なんとか踏ん張っていましたが、三振にとった球を捕手の鶴岡が後ろに逸らし、緩慢な守備をつかれ、セカンドランナーの吉村に一気にセカンドからホームを陥れられました。

私も草野球ながらキャッチャーの経験がありますし、解説の古田さんも仰っていましたが、鶴岡のあのキャッチングはあまりに不用意。
体で止める気のない緩慢なキャッチングだったと思います。

2戦目以降、素晴らしい冴えを見せるソフトバンクの細川捕手に比べて、あれでは日本一になる捕手の資格があるように思えません。

日本シリーズの舞台、勢いが大切です。

そろそろ梅野捕手の出番じゃないんですか?

WBCの里崎のように、ラッキーボーイになる資質があると思いますが。

まあ、和田監督は暗黒時代からの悪しき習わしに沿って、「大事な試合はベテラン」という阪神脳で鶴岡、藤井で行くんでしょうけど。

2014年10月28日火曜日

日本シリーズ一勝一敗。

阪神タイガースとソフトバンクホークスが日本一をかけて争っている日本シリーズはここまで一勝一敗。

初戦はメッセンジャーとスタンリッジという昨年は阪神でローテーションを担った外国人投手同士の投げ合いでした。

初戦はゴメス、マートンが大活躍。
日本一のクリーンアップを見せつけました。

二戦目は武田翔太と能見篤史の先発。
武田翔太のピッチングが圧巻でした。
あと細川が素晴らしかった。
最後、9回2アウト2塁となったシーンで福留との勝負をどうするのかをベンチから投手コーチを呼び寄せて決めたシーンなんて、もうめちゃくちゃ格好良かったですね。
本当にいいキャッチャーです。

対して、能見、鶴岡のバッテリーはランナーのいない場面でイデホに初球で不用意に内角高めに放ってホームランを打たれたシーンが最悪でした。
長打だけ警戒すれば良い場面で非常に不用意だと感じました。

最後、鳥谷が出て、クリーンアップと福留を迎えたシーンはヒリヒリしましたね。
今年のクリーンアップは本当に頼りになります。
負けたけど最後にワンパン見せたのは良かった。

ただ、武田翔太が西武と巨人がやった日本シリーズの岸みたいになりそうで嫌ですね。
次は多分6戦目に来るでしょう。
なんとか次は叩きたいですね!

あと、本日森田一成の自由契約が発表されました。非常に残念です。