2013年10月11日金曜日

壮絶人生ドキュメント 俺達はプロ野球選手だったを見た。

放送に気付いてなかったのですが、TBSでやっていた「壮絶人生ドキュメント 俺達はプロ野球選手だった」がたまたま録画されていたので見ることが出来ました。

あまり知られる事のないプロ野球選手のその後を追いかける番組で、なかには本当に壮絶な人生を送っている方もおられます。

今回は目玉はトレンディーエースと呼ばれた男、西崎幸広。巨人の5番、常勝西武の左殺し西岡良洋。デカと呼ばれた男高橋智。

壮絶人生となっていたので、特に普通に野球界からも誘いのありそうな西崎さんなんか、どないなってんのかと思いましたが、普通にプロ野球解説者で元野球選手として勝ち組でした。

恐らく、娘さんが芸能界にいるってところをやりたかったんでしょうね。
ちなみに、長女は女優西崎あや、二女はアイドルグループ「Power Age」の元メンバー西崎莉麻との事です。

ちなみに
「お父さんはプロ野球選手時代、何て呼ばれてたか知ってます?」
って質問に
「西やん?」
と答えてました。笑

間違ってないですね。

そして、西岡良洋。
西武ライオンズ時代も広橋公寿と並び立つ左キラーで5番を担ったりしてましたし、引退後も巨人のコーチをやっていたので、壮絶人生?と、思いましたが、こちらもまあ、焼肉店を開業されて、まだまだ苦労してるって程度で、壮絶人生ではありませんでした。
最後は奥様と娘さんと仲睦まじく仕出しの弁当の仕込みをしておられ、むしろ幸せ人生って感じでした。

デカと呼ばれた男高橋智さんは、現役時代は野球は下手でしたが、人間離れしたパワーで、サードライナーかと思った当たりがそのままレフトスタンドに突き刺さったり、ってな具合の印象深い選手でした。
石嶺、ブーマー、門田、藤井、高橋智のブルーサンダー打線の一角を担った選手でしたね。

ヤクルトで現役を引退後は整体師のアルバイトや町工場で働き、現在はエレベーター保守管理の会社でエレベーター保守のお仕事をされてるとの事。

さすがに最高年俸5000万円まで稼いでいた選手だけに生活レベルを落とすのは相当苦労してようです。
現在は幸せそうで何よりでしたが、高橋智クラスの選手でこのご苦労かと、プロ野球選手のセカンドライフの難しさを痛感しました。

他にクロマティにデッドボールを当てて殴られた事で有名になった宮下昌巳、楽天で育成枠から這い上がった森田丈武が紹介されていました。

宮下昌己は現在は家業の米屋を継いで成功しているとの事で、大きな体と力を生かしてといった点では似合っていましたが、一時はポスティングのアルバイトも経験してようで、それはまた苦労された事が伺えました。

森田丈武は、アメリカ独立リーグのパイオニアズや四国アイランドリーグを経験してからの27歳での育成枠入団という事で、有る程度覚悟はあったのでしょうけど、現在はお子さんが2人いるとの事で、出演者の方々の中では一番大変そうでした。

総じて、壮絶人生と呼ぶには順調な方々が出ておられたきらいはありますが、野球選手のその後はあまりフューチャーされない部分なので非常に有意義な番組でした。

阪神タイガース選手のその後は、例えば猪俣選手がアメリカで寿司職人になっていたり、源五郎洋は植木屋だか造園屋だか、麦倉は野球用品関係、嶋尾は俳優、とその後を報じられた選手もいますが、そのほとんどは知られていませんので、何かの機会に関西ローカルでやってほしいですねー。

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