2014年4月14日月曜日

新井さん通算200併殺達成

新井良太内野手の兄である新井さんこと新井兄が通算200併殺を達成。

不名誉な記録ではありますが、併殺数ランキングには野村克也氏を筆頭にそうそうたる強打者が名を連ねており、それだけチャンスで打席に立つ機会があったということでもあり、非常に名誉な記録とも言えます。
が、新井さんのようにチャンスでのゲッツー、接戦でのゲッツーが代名詞のツラゲなんて造語を生み出した選手にはいささか趣が違うようにも思います。

そして通算200併殺を決めたのが、対巨人の3タテの掛かった試合、9回裏ワンナウト満塁というこれ以上ないツラゲチャンスに見事一発ツモ。

その後に同じく代打で出てきた関本がサヨナラタイムリーを放ったので余計に際立ってしまいましたね。

ただ、新井兄自体、既に2併殺を決めてはいますが、10打数3安打1本塁打と、今年はオープン戦も含め非常に状態が良さそう。

和田監督にはうまく使い分けて、僅差に強い関本と瀕死の相手にトドメを刺すのがうまい新井兄を有効活用してもらいたいところです。

阪神はここ数年、新井兄がいるので、新井兄とポジションのかぶらない外国人選手にこだわって探していましたが、今年は何の気変わりか、新井兄にゴメスをぶつけました。

競争を建前に育ってきた若手のところに選手を獲って来て、競争もさせずに芽吹き出した芽を踏み潰すような補強を繰り返していたイメージがありますが、こういう獲得こそ競争を生み出すのではないでしょうか。

新井兄にも、これを糧にもう一花咲かせてもらいたいですね。

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