2013年11月7日木曜日

鳥谷残留、メッセンジャーも残留に前進

今年の阪神タイガースの投打の要と言えば、打の鳥谷敬、投のメッセンジャーと言って問題ないのではないでしょうか。

鳥谷選手は野手キャプテンを担い、ショートを守りながらフルイニング出場を果たし、堅実な守備は相変わらず、打っては3割は逃し.282となりましたが、出塁率4割をキープ。得点74もチームトップと、阪神ではあまり評価されにくい数字ですが、メジャーでは非常に高く評価される数字を残しました。
ホームランも甲子園を本拠地に左打者で10本塁打は非常に価値がありますね。

常々、メジャー志向は伝えられますが、今年も恐らく単年契約での残留となりそうです。
今の阪神は鳥谷が出てしまうと、主力に生え抜きがいなくなってしまう、非常に残念な構成です。
複数年契約で安心させて欲しいですが、複数年契約した選手がなかなか全契約年働いてくれた試しがないだけに、チーム運営としてはありがたいのかもしれませんね。

ランディ・メッセンジャーは今季は12勝8敗 防御率2.89と非常に安定した成績を残し、183個の奪三振を奪い奪三振王に輝きました。
しかし、何より評価されるのは196回の最多投球回を消化したところ。

メッセンジャーは入団直後はセットアッパーとして獲得されたものの非常に不安定な投球が続き、スタンリッジの獲得と共にファーム落ちをしましたが、その後先発に転向して、最初は先発でも結果が出ませんでしたが、その当時から悪いなりに投球回数をこなすイニングイーターぶりには一部ファンからも評価されていました。

来年も間違いなく投球イニングを計算出来る投手だけに、単に12勝以上の価値があります。

フルイニングで守ってくれる堅守のショートと、安定した投球でイニングイートしてくれる先発が残留してくれることは、どんな選手の獲得よりも価値のあることではないでしょうか。

契約ごとですので、絶対はありませんが、2人とも残留してくれたらこんなに嬉しい事はないですね。

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