2014年9月11日木曜日

阪神安定の9月失速

阪神が今年はなかなかいい戦いをしていたのですが、早めの和田監督続投表明に、「勝負所では勝負強いベテランの力が頼りになる!」という謎の阪神にはびこる川藤理論で、ベテラン重用、更に安定の9月大失速。
毎年毎年、同じような光景を見せられております。

以下、日刊スポーツの記事より。

 絶望の連敗が止まらない。虎が今季ワーストに並ぶ5連敗だ。和田豊監督(52)は2年ぶりにマット・マートン外野手(32)を1番起用、ビハインドの展開で守護神呉昇桓の投入と執念采配を見せたが実らず。首位巨人に6・5ゲーム差に離された。今日11日に敗れ、2位広島が勝つと自力2位の可能性が消滅するどころか、4位DeNAには3・5差まで迫られる。恐怖のBクラス転落危機だ。


攻めの投手起用は悪くないと思うんですね。
いい執念を見せてくれたとおもいます。

問題はね、ここ。

 和田の手(1) 自慢の中軸を変えた。開幕から欠場した2試合以外は「5番」だったマートンを、12年7月18日巨人戦以来の1番に据えた。巨人菅野に14打数6安打だった好相性どおりに、初回いきなり中前打でチャンスメーク。鳥谷の適時二塁打で先制のホームを踏んだ。采配的中で勢いづいた…はずだった。

 和田監督 ここ数試合、点が取れなかったから。マートンはヒットも出るし、長打もあるし、1番の経験もある。クリーンアップの前に塁に出したいという気持ちだった。

 5番には8月10日から安打のない新井を起用した。6番には5試合ぶり出場の福留。ベテラン2人の経験に託した。1回は先制し、なおも1死二塁で、ゴメスと新井が凡退。4回も2死満塁で梅野が倒れた。極め付きは1点リードで迎えた6回。先頭ゴメスが右翼線三塁打も、新井と福留が前進守備の内野ゴロ、伊藤隼は三邪飛だった。9月恒例の拙攻の連続で、直後に失点。指揮官も「新井は力が入っていた。もうひと息。ちょっと違う風が吹いたけど、もう1本」と嘆いた。


いや、なんでベテランに託すん?

去年も今年も、調子の上がってない2人に託したとして、急に9月から打つわけないでしょうよ。

新井に至っては移籍してきて9年間ずっと不振。

何これ。

阪神はこういうの多すぎ。

代打の神様とか煽って、代打成功率3割を超えたこともない2割ちょいしか打ててない打者をずっと勝負所で代打で使い続けたり。

八木はほんまに神様級の2年間がありましたけどね。

良太と新井、今成と福留の数字を見比べたらどっちがどうかなんて、小学生でもわかるんですけどね。

ベテランは勝負強いという幻想をまずは振り払わないと来年も9月に失速するとおもいます。



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