2013年10月23日水曜日

2013ドラフト会議前夜指名予想

明日はプロ野球選手を志す選手にとっても、プロ野球ファンにとってもドキドキのドラフト会議です。

そんなわけで、指名予想をしておきましょう。
今までの予想実績は、菊池雄星回避球団をぴたりと当て、指名球団数を当てたのが一番のヒットでした。

今年、一位指名が予想されるのは大瀬良大地(九州共立大)、吉田一将(JR東日本)、松井裕樹(桐光学園)、石川歩(東京ガス)、森友哉(大阪桐蔭高)といったところ。

直前で両高校生の評判が少し落ちているようだが、それでも松井は恐らく1位で、森友も外れ1位では消えると予想されている。

それでは今年の予想を。

読売   石川歩(東京ガス)
阪神   大瀬良大地(九州共立大)
広島   柿田裕太(日本生命)
中日   松井裕樹(桐光学園)
DeNA  吉田一将(JR東日本)
ヤクルト 松井裕樹(桐光学園)
楽天   吉田一将(JR東日本)
西武   石川歩(東京ガス)
ロッテ  松井裕樹(桐光学園)
ソフト  大瀬良大地(九州共立大)
オリ   吉田一将(JR東日本)
ハム   松井裕樹(桐光学園)

まず読売は石川という報道が非常に多いので、そうなんだろうなあと思っています。
戦力的には将来性をとって高校生を指名しても良さそうな戦力ですが、歴史的に即戦力投手が好きな球団でもあり、松井や森、東海大甲府の渡辺諒といったところではないと思います。

阪神は、1にも2にも捕手が補強ポイント。田淵以来、生え抜き捕手が育っていない状況で、ここ15年の間でも、狩野、浅井、岡崎、橋本良など上位で捕手の指名を続けて来ましたが、打撃が良ければ出場機会を与える名目で外野に回し、守備が売りの捕手は打撃が悪いと使わず、近年は城島、藤井、日高といったメジャー帰りや、他球団の2軍でくすぶり始めた捕手をFAで獲得して凌いできましたが、結局、戦力と言えたのは城島の1年のみ。どうしてでも捕手を獲得したいところなのですが、森友が1位では指名されなさそうなのと、共にクビ元が寒いGMと監督の立場上、即戦力投手の指名は絶対。過去の指名を見ると、直前よりも春先から評判の良かった投手に初志貫徹するきらいがあり、4年時に少し評価は落としているが前評判の高かった大瀬良が最有力。
1位以外はテーブル戦術で行く、と事前のシミュレーションを怠っており、森友は獲得出来ないような気がします。
また野原、橋本、藤井、穴田、など右の主軸候補に獲得した選手を軒並み自由契約にしており、また林、浅井、黒田なども自由契約で、野手陣をかなり切った為、2位以降は野手中心の指名になりそう。

広島は、前田健太、唐川、今村、福井、野村など、1・2番人気よりは3番人気ぐらいの選手をうまく指名する印象があるので、1位で1本釣り出来そうな柿田に行くのではないかと。即戦力投手という事で、大竹の流出問題もあり、補強ポイントにも合致。

中日は落合GMの意向が反映されそうなので、即戦力云々より潜在能力の高い選手に行きそう。谷繁の監督就任もあり、また達川バッテリーコーチを招聘するなど、捕手を育成する地盤も作りつつあるため、サプライズ指名で森友や小林誠司 (日本生命)といったところを指名する可能性も・・・

DeNAは地元桐蔭の松井というのが自然な流れだが、どうしても即戦力投手が欲しいため、吉田ではないかと。若手にはいい素材の投手もいるが、球団としてはファンからの支持の高い中畑監督の間にAクラス入りを果たしたいはずで、即戦力の中でも一番完成度の高い投手に行くと思います。

ヤクルトは難しいところだが、投手陣が足りないというよりは怪我人が多すぎたため、スター性や潜在能力を買って松井かなと。

楽天は流出必至の田中将大の穴。即戦力先発投手。
星野監督は阪神時代には伝統の弱腰ドラフトを批判しており、競合など気にせずに吉田入札ではないかと。

西武もやはり即戦力投手は欲しいところ。
東京ガスとのつながりを考えると石川歩指名というのが自然なのかなと。

ロッテは伊東監督が宣言していたので松井。バレンタイン時代は隠密ドラフトで非常に面白い指名をしていたロッテもここ数年はおとなしめ。

ソフトバンクは左腕不足から松井という声が多いが、九州共立大とのパイプを考えれば大瀬良にいくでしょう。松井は即戦力ではないですしね。
2位以下で左腕を確保するんではないかな。

オリックスは岡田監督時代はわかりやすかったが、今はわからない。
だが、とにかく即戦力投手が欲しいでしょうし、阪神と似ていると考えれば大瀬良という線もないではないが、阪神以外は吉田の方を評価してるんだろうな・・・と思っているので吉田。

日本ハムは選手の力を数値化し、補強ポイントがどうであろうが、志望球団がどうであろうが、その一番の選手を指名する。即ち、数値一番は松井ではないかと思います。

という事で、競合は松井4、吉田3、大瀬良2、石川2という予想。
大瀬良は、なんか二神の時を思い出してしまいます。

なお阪神の戦力外選手下記の通り。

浅井良
林威助
林啓介
野原将志
橋本良平
清原大貴
黒田祐輔(育)
藤井宏政(育)
穴田真規(育)

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