2013年10月21日月曜日

楽天がパリーグクライマックスシリーズを制す

楽天VSロッテのクライマックスシリーズ第四回戦は楽天が8-5でロッテを下してシーズンに続きクライマックスシリーズ制覇で球団創設後初の日本シリーズ進出を決めました。

楽天は初回ジョーンズの犠牲フライで先制。
試合はもつれにもつれ、G.G佐藤の本塁打などで一時はロッテが先行するこれぞシーソーゲームな展開の中、ジョーンズ、マギーの役者揃い踏みの一発が飛び出し、効率良く逆転に成功。

8回からは15勝右腕則本、そして最後はエース田中将大が締めて見事な暮らしマックスシリーズ制覇。

今日負けてもまだ余裕のある展開の中、今日絶対に決めるんだと言わんばかりの則本→田中リレー。
星野仙一監督の勝負師な部分を存分に魅せてくれましたね。

これで星野仙一監督が現役時代から監督時代まで闘志を燃やした巨人相手の日本シリーズが決定。
過去、3度の日本シリーズ経験のある星野監督ですが、これまでは日本一の経験はなし。

楽天は勿論、星野監督も初の日本一を狙うのには十分すぎる舞台となりました。

パッと見の戦力では巨人の方が優位にも思えますが、ここ何年も見せられてきたパ高セ低の流れは交流戦を見る限り今年も例外ではなく、またセリーグは他球団にけが人も多く、1強1微弱4弱というひどいリーグ戦でした。
対して、戦国のパを制した楽天の自力というのは相当高いものがあり、勝ちパターンでのブルペンに不安は残すものの、田中・則本の二枚看板に、出塁率や犠牲フライの多さなどが際立つ出塁率.391を誇るジョーンズという数字以上のこれぞプロの仕事を出来る4番に、続く5番を長打率.515のマギーを備えた打線は破壊力抜群。

どちらが勝つとも断言出来ない、本当に面白い日本シリーズが見られそうな気がします。

楽天と言えば、前身は実質近鉄バファローズにあたり、近鉄時代には89年に加藤哲郎の「ロッテより弱い」事件、駒田の「バーカ」事件を起こした3連敗4連勝の苦い歴史があり、選手や球団関係者は全く意識しないでしょうけど、近鉄から楽天ファンに移られた方には絶好の雪辱の機会となるのではないでしょうか。

日本シリーズは10/26(土)より始まります。

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